お金より大事なもの

Money - Black and White Money

今回のタイトルを見ると、お金より心が大事とか理想主義的なことを言うのかと思われる人が多いかもしれませんが、そうではありません。
言いかえるなら、お金を生み出す元と言ったほうがいいかもしれません。
なぜこんなブログを書こうと思ったかというと、自分のまわりでお金に囚われている人が多いなと感じたからです。
例えばやらたに節約してお金を貯め込む人や、お金持ちしか相手にしない人など、いつの時代にもいるものですが最近増税や日本経済の先行き不安など不景気な話ばかりのためなのかもしれません。

ほとんどの人はお金がほしいと思っていますが、お金について学ぼうとする人はごく少数です。
お金というより経済といったほうがより正確かもしれませんが。
例えば、私の知っている人でお金をやたらに貯金しようとする人がいました。
その人は、お金はできるだけ使わないよう何でもケチって、飲み会など人との付き合いも極力避けるような人でした。
しかし、この人は経済をわかっていないなと思いました。
なぜなら、お金は置いておくだけではそこら辺の石とかわりないからです。
今どき、銀行に預けていても雀の涙ほどの利息しかつきません。
それよりもリターンが見込めることに投資して価値を増やすことができればお金がいきてきます。
個人であればスキルアップのための勉強やいろんな人と交流するなどすれば自分の価値をあげることができるでしょうし、企業であれば設備投資や新規事業開拓などで成長できるようになります。

ところで、会社の価値はどうやってきまるかご存知でしょうか。
企業が買収されるとき、いくらで売買するか決めなければいけません。
基本的には1株の価格×発行株数になりますが、その株価にはその企業が将来どれくらい成長するのかがおりこまれています。
よく会社を金の卵を生むがちょうに例えられますが、あなただったらがちょうをいくらで買うでしょうか。
がちょうが年に1個の金を生むなら寿命が15年くらいだとすると金15個分の価値だと算定できます。
そのがちょうに対して買う人はいくら投資するかということと企業買収は同じなのです。
つまり、金5個分くらいでがちょうを買えれば得するでしょうし、金20個分で買ってしまうと損してしまいます。
このように経済とはリスクをとって投資することによってまわっているのです。

会社でも個人でも同じですが、経済とは価値あるものへの投資が基本であるということです。
つまり、お金よりも大事なのは価値をどうやって提供できるか、言いかえると人にどう貢献できるかの能力ということになります。

例えば、Appleは今や時価総額世界一の会社になりました。
(時価総額とは現在の一株の価格×発行株数で企業価値の指標)
なぜ、Appleが価値があるかというと、iPhone/iPadを基盤とした音楽や映像、ソフトウェアを配信するプラットフォームを提供したことにより、多くのユーザーに価値を提供したからです。
そして、多くの人がAppleは将来価値を生み出すと思ったから、株を買う人が増えて株価が上がります。

これは個人でも同じだと思います。
自分に価値をもたらしてくれる人の周りには多くの人が集まってくるでしょう。
それは、お金のからむことかもしれませんし、そうではないことかもしれません。
とにかく人に価値あるものを提供できる人はお金をそんなにもっていなくても豊かに生きていくことができます。
もちろん、生きていくためにある程度のお金は必要ですが。

お金は目に見えてわかりやすいので多くの人が執着してしまいますが、実は人に貢献できるという価値が結晶化した結果に過ぎません。
そんなものを貯めこむのではなくその元となる人に貢献できる能力をいかに伸ばすかが重要です。
その能力を伸ばすためにお金を使っていくことがお金の本来の使い方だと思います。
ところであなたは今、人にどんな貢献ができる能力をもっていますか?

コメントを残す