これから10年で起こること

シリコンバレーの梅田さんのコラムを読んで思ったことを2点書きたいと思います。

1 プロフェッショナルとの差がなくなる

 普通、人や企業に仕事を依頼するのは相手がプロだからです。プロとは普通の人が持っていない知識と技能を備えている人をいいます。しかしもしこの差が何らかの方法でなくなってしまったらあなたはお金を払うでしょうか?

 インターネットが普及して様々な情報が簡単に手に入るようになりました。以前であれば企業しかもっていなかった情報が個人でも手に入るようになってきています。

 例えば株のオンライントレードなども昔だったら証券ディーラーしかアクセスできないようなシステムが個人でも使えるようになりました。融資業務も以前は銀行しかできなかったのがいまやサラ金屋の方が上手を行っています。

 このようなことがどんどん進むと今までエスタブリッシュメントだった職業の優位性がどんどんなくなってきます。医療などはその典型でしょうが、これからはよほど高度な医療でないかぎりコンピューターで診断して自動的に薬を処方するということができるようになるかもしれません。

 弁護士業務もDBと組み合わせたシステムである程度の裁判は自分でできるようになるかもしれません。

 

 また資格を持っていなくてもプロ顔負けのスキルを持つ人が現れるかもしれません。経営コンサルなどもMBAを持っているコンサルタントより会社経営に失敗した経験のある元経営者の方がいいかもしれません。

 確かにプロはそればかりやっているので普通の人よりは知っていると思います。しかしすでに知識差だけでお金を取る時代ではなくなっていると思います。

2 国家間の格差もなくなる

 昔は発展途上国が新しい技術を導入するにも情報を手に入れるだけで大変でした。なおかつ外国語という壁もあって一部のエリートのみが独占するという時代でした。

 しかしいまやインターネットは光の速度で情報を取得できます。私がはじめてインターネットを見た感想はもう留学しなくてもいいと思ったことです。(しかし結局留学しちゃったんですが。)

 今はもっと進化してどの国にいてもネット上でビジネスすることも可能になりました。GoogleのAdSenseやAmazonのアフィリエートプログラムなどです。

 おそらくこれから中国やその他の発展途上国が猛烈な勢いでビジネスをはじめると思います。そうなっていくと国家間の経済力がだんだん近づいていくと思います。

 残念ながら日本はこのような変化に対応する準備ができていません。単一民族であるため他民族と一緒に何かを行うという経験がありません。また国の官僚システムがあまりにも硬直しているため新しいことを行うことを阻害しています。

 中国が伸びているのは統制が利いていないからだと思います。しかしこれから政府が強くなってくると成長が止まる可能性もあります。

 これからの10年はいまだかつて経験したことのないようなことが起きるでしょう。製品やサービスは限りなくただに近づき、エスタブリッシュメントは凋落していきます。

 これからは肩書きや組織、国などに頼るのではなく自分自身で生きていかなければいけない時代になりそうです。

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