エンジニアの夢

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今日、仕事の帰りに本屋さんでおもしろそうな本を買いました。

「ふつうのコンパイラをつくろう」という本で、Rubyの開発に関わっている方が書いています。

600ページもあって内容もかなり濃い力作です。

ふつうのコンパイラをつくろう 言語処理系をつくりながら学ぶコンパイルと実行環境の仕組み ふつうのコンパイラをつくろう 言語処理系をつくりながら学ぶコンパイルと実行環境の仕組み

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思えば私がプログラマーになったころ、作りたいソフトウェアとしてコンパイラとOSはいつか書いてみたいなと思っていました。

ドラゴンブックと呼ばれていた「Compiler」やLinusさんも読んでいたタネンバウムの「Operating System」を一生懸命読んでましたね。

しかし、日本でソフトウェア開発を仕事にした場合、コンパイラやOSがらみでの仕事はまずないでしょう。

案件としては業務関連のソフト開発が圧倒的に多いと思います。

私は業務プロセスがどうのとかビジネス的な価値がどうとかいうことにまったく興味がなかったので、プログラマーをやっているときは苦痛で仕方がありませんでした。

(後、Windowsも嫌いだったのでさらに苦痛でした(笑))

仕事なのだから我慢してやらなければと思うのですが、そう思えば思うほどやる気がなくなってしまっていました。

そして、ひどいプロジェクトをきっかけに自分の作りたいソフトウェアは日本ではビジネスにならないことがわかってソフト開発から離れてしまいました。

しかし、今日のように自分の好きなソフト開発のことを考えるとまたやる気が出てきます。

そこでふと思ったのが、これは自分の才能ではないかということでした。

今までは技術を勉強するときにビジネス的に価値があるのか、もっと下世話に言うと金になるのかということを無意識に考えていました。

そしてお金にならない技術は価値がないものとして見過ごしていたと思います。

しかし、どんな技術でも人の役に立っていれば価値はあるのです。

その中でもコンパイラとOSはコンピュータを動かすときには必ず必要なソフトウェアです。

日本ではコンパイラとOSを開発してお金をもらえる人はごく少数なのでしょうが、お金にならなくてもやりたければやればいいのだと思います。

私はこれからは好きなソフトしか作らないというポリシーでやっていきたいなと思います。

Sonyの井深さんは何かをやるときはお金になるかどうかで判断すると考えが小さくなると言われたそうです。

Walkmanも自分が欲しいから考えたそうなのですが、ソフトウェアも今はお金にならなくてもいつかビジネスになるかもしれません。

また久しぶりに古い本をひっぱりだしてOSとコンパイラの勉強をしてみようかなと思います。

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