ネットが記憶する

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 仕事しているときにふと昔のことを思い出しました。

25年ほど前私は初めてパソコン通信を体験しました。

当時CompuServeというアメリカのパソコン通信サービスに国際回線経由でアクセスしていました。

当時アクセス料金が高くて時計の秒針を見ながらやってましたね。

通信をやっていると時々いきなり切断されてしまうことが何度かありました。

そのとき勘違いをしていたのですが、切れたあともまだログインしていることになっているのではないかと思って、また接続しなおしてちゃんとログアウトしていたのを覚えています。

このことをふと思い出して、もし本当に通信でこんなことがあったら面白いのではないかと思いました。

つまりネットがユーザーの振る舞いを記憶しているということです。

これを具体的にイメージするために未来のあるシーンを考えてみました。

ちょっと2001年宇宙の旅風にユーザーがデイブでコンピューターがHALです。

(デイブがコンピューターの電源を入れる。)

デイブ 「やあ、HAL調子はどうだい?」(音声認識でユーザー認証)

HAL 「僕はいつも絶好調だよ、デイブ。ところで昨日返信メールを書きかけてたよね。」

デイブ 「あれは今日中に出さなければいけないんだ。昨日どこまで書いてたっけ?」

(HALが書きかけのメールを表示。)

デイブ「じゃー僕がクライアント向けにいつも書いているような感じで後の部分は書いといてくれる?あと先週作ったXXプロジェクトの提案書を添付しといて。」

HAL 「了解」(過去ドキュメントからクライアント用文書のテンプレートを検索、ファイルサーバーから提案書ファイルを取り出す。)

HAL「メール送っておいたよ。話はかわるけどデイブが昨日買った株が下がってるみたいだけど。」

(株価チャート表示。買った金額から損失を計算)

デイブ 「大丈夫。決算の数字が悪かったから少し下げているんだ。この企業は業績がいいからまたあがるはずだよ。そのままホールドしておいて。」

HAL 「わかった。それとデイブとプレイしてたチェスだけどいつやろうか。」

デイブ「そうだったね。忘れてたよ。じゃー今からプレイしよう」

(プレイ途中のチェス盤を表示。デイブ HALにこてんぱんにやられて負ける)

デイブ「ログアウト!」

AIも登場したのでSF風になってしまいました。

人の行いは通常過去に行ったことの影響を受けます。

ネットワーク上のサービスも同じように過去の行いを反映させるとおもしろいのではないでしょうか。

もしユーザーの行いを記憶できれば新しいアプリケーションが可能になるかもしれませんね。

ふと思いつきのメモでした。

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