ファニーメイ 経営危機

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今日の日経新聞にアメリカ住宅抵当公庫のファニーメイとフレディマックに対する信用不安が増しているという記事が出ていました。

住宅抵当公庫とは金融機関から住宅ローンを買い上げて証券化して売るビジネスをしている会社です。

自分は最初住専のような会社なのかなと思ったのですが、住専は住宅ローン専門の金貸しですが、住宅抵当会社は融資はやっていないようです。

ファニーメイといえばビジョナリーカンパニー2という本にも書かれていたエクセレントカンパニーですが、そんな会社が経営危機に陥るなんてサブプライムというのはすごい事件なのだなと思います。

サブプライムのことに興味があって色々本を読んで調べてみましたが、これだけ問題を大きくしたのは証券化というしくみが原因だというのがわかりました。

証券化とは金融商品の原資となる資金を集めるために小口に分割して投資家に売る方法です。

このしくみ自体は悪くはないと思うのですが、金融商品がばらばらにされて売られてしまうので商品のよしあしがチェックできないという問題が出てくるようです。

アダムスミスの国富論にもありますが、資本主義では個がそれぞれ自分の利益を追いかければ神の見えざる手で全体が豊かになるものだとされています。しかし金融証券化ビジネスはその仕組みが機能しなかったのかなと思います。

サブプライムの話を読んでも金融機関の人たちは後のことは知ったことではないといった感じでサブプライム案件を決めて売りまくっていたようです。

欲が強すぎるとそれで身を滅ぼすことになるいい例ですね。

サブプライム問題は大事なことを私たちに教えてくれたのではないでしょうか。

それは自分の行っているビジネスが本当に価値を提供しているかを考えながらやらなければいけないということです。

これからは金融ビジネスだという人がいますが、金融ビジネスをやることが本当に人々に価値を提供するのか考える必要があると思います。

もし自分の利益しか考えていないのであればそんなビジネスは長続きしないでしょう。

ただこの価値というのもあいまいな言葉です。

企業であれば利益というものさしで定量的に計ることができますが、人が価値があると思うものはそう単純ではありません。

そう考えると価値とはMBAなどの学問で教えてもらうものではなく人が自分で考えるべきものなのではないでしょうか。

今朝、日経新聞をバスで読んでいてそんなことを考えていました。

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