ポータブルなスキルを持とう

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フリーで仕事をしているといろんな会社を見ることができました。

行った先の会社ではプロパーの人とも一緒に仕事をしましたが、その人たちの多くは転職は難しいだろうなと思いました。

もちろんほとんどの人は仕事もできてまじめなのですが、その会社の業務に特化したスキルしか持っていないために会社を辞めたとたんに何もできない人になってしまうからです。

こういう人を「企業内特殊熟練」と呼ぶそうですが、スキルがポータブルでないため転職が難しい人がかなり多いと思います。

では、特殊スキルがあればいいかというとそれも難しい時代になりつつあります。

例えば、ITエンジニアであればCiscoネットワークエンジニアとかOracle DBアドミニストレータなどの専門スキルを転職の武器にできるでしょう。

また、プロジェクトマネージャーやシステムアナリストなど上位レイヤーのスキルも売りになるかもしれません。

しかし、これからはそれだけでは厳しい時代になりつつあります。

なぜならば、先の見えない時代に仕事を与えられるのを待っているような人はだんだん仕事がなくなってしまうからです。

これからは全ての人がより経営者に近い立場で仕事をしなければいけなくなる時代になっていきます。

したがって、今までの専門スキルに加えて次のようなスキルが求められると考えられます。

英語

今まで日本は翻訳社会でした。英語の情報はいったん日本語に翻訳されて知識として利用されていました。

しかし、ネット時代になって翻訳なんていうかったるいことができなくなりつつあり、リアルタイムで英語を理解して反応しなければいけない時代になってきました。

今までの教育はその状況を想定していないために、日本人の大多数の人が英語でコミュニケーションできません。

したがって、自力で努力してこの変化に対応していく必要があります。

これから国内だけに閉じたビジネスは減っていき、海外とやりとりする仕事が増えていくため英語は必須のスキルとなるでしょう。

まずは好きな分野の雑誌を定期購読して読んでみてはいかがでしょうか。

ITエンジニアであればWiredあたりが内容的にも面白いと思います。

Wired [US] July 2011 (単号)

Wired [US] July 2011 (単号)

ファイナンスと会計

今までサラリーマンで働いていれば給料が毎月振り込まれてきました。

しかし、サラリーマンの人はあまり知らないかもしれませんが、会社には意外にお金はありません。

企業は毎月利益をあげ、銀行から融資をしてもらい、上場企業は株式によって資金調達しています。

これからはそういうことを理解している人が求められるようになります。

ただ、何も会計士ほど知っている必要はなくて、決算書を見て企業の状況を理解したり、企業のお金の流れはどうなっているかがわかるだけでも仕事には役立つと思います。

MBA財務会計 第2版 (日経BP実戦MBA)

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数学

会計も数字を扱うことでしたが、これからはいろんな場面で数学が必要になってくるでしょう。

例えば企業は売り上げ情報からこれからどんなものが売れるのかを予測しています。

コンビニなどで利用されているPOSシステムはその典型でしょう。

その予測には統計の知識が使われています。

また、ゲーム理論という数学分野はマーケティングや新製品開発などにも使われていて企業戦略の意思決定に利用されています。

ITコストの低下により低コストで大量データを処理できるようになり、統計をはじめとした数学の知識がこれから重要になると思います。

完全独習 統計学入門

完全独習 統計学入門

ゼミナール ゲーム理論入門

ゼミナール ゲーム理論入門

終身雇用は崩壊し、これから転職や独立がより一般的になっていくでしょう。そのような状況ではどこに行っても使えるポータブルなスキルをマスターしていく必要があります。

それは資格や学歴など人事部が判断できるものではなく、実際に仕事で役に立つことが重要になります。

まずは自分の専門でどこにでも通用するスキルを磨くと同時にこれら3つのスキルも同時に勉強していけば可能性は広がるのではないでしょうか。

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