ライブドア事件

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る
Pocket

 今話題になっているライブドアの証券取引法違反の事件に関して思うことが何点かあります。

 一つ目。マスコミ各社はここぞとばかりにホリエモンバッシングを行っています。資本主義の何たるかをわかっていない人たちがTVなどでえらそうなことを言っているのを聞いて、日本のマスコミはレベルが低いなと思います。内容を理解できていないマスコミの人たちはコメントしないでほしいですね。

 二つ目。この事件によってITベンチャーに対する印象が悪くなるのではないかと心配です。日本の有名なITベンチャーは基本的には金融屋さんです。ライブドア、楽天、ソフトバンクはIT技術を基本としてビジネスしているわけではありません。特にライブドアは企業買収を基本とした時価総額ビジネスを主な事業にしていて実態のある本業があるわけではありません。

 私が考える本当のIT企業はMicrosoftやCisco,GoogleのようなIT技術によるイノベーションを行う企業です。残念ながら日本ではそのような企業が成功しにくい環境ですが、これから日本でもそのような企業が生まれるかもしれません。そのときに今回のことが悪影響を及ぼさないよう願っています。

 三つ目。金融業というのは脆いものだと思いました。ライブドアは株取引の規制緩和を利用して急成長しましたが、本業がないということはだめになるのも早いのだなと思います。銀行もバブル後、税金を投入しないと存続できませんでした。証券会社もバブル後ずっと低迷していました。儲かるときとそうでない時の差が激しいですね。金融ビジネスというのは景気にかなり左右される脆いビジネスなのだと思います。

 さらにいうと資本主義経済というもの自体も意外に脆いものなのかもしれません。誰かが悪いことをすると経済全体に影響を与えてしまうのは信用という考え方の上に成り立っているからなのでしょう。

 ただ反省という謙虚な姿勢が唯一資本主義を危機から救う方法なんだと思います。アメリカでもエンロンの事件の反省からSOX法を作りました。謙虚は日本の十八番ですから健全な資本主義経済を守っていってほしいと思います。

 私もその資本主義に参加している一員として心に刻んでおきたいことですね。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る
Pocket

コメントを残す