個人事業主のススメ?

(すみません。書いているうちに長文になってしまいました。)

私はもう個人事業主になって8年ほど立ちますが、個人事業主でやっていくためにはサラリーマンのころとは少し違う考え方やスキルが必要になります。

サラリーマンは与えられた仕事をちゃんとこなすことが求められます。

日本の教育なんかはサラリーマンを養成するための機関としてはよかったのでしょうね。

しかし、個人事業主になると仕事は自分でとってこなくてはいけませんし、こちらからこんなことやりませんかと提案することもあります。

そして仕事が取れたあとは上から指示してくれる人がいないので自分で自分を管理しなければいけません。

以前、ソフトウェアの開発を受託して家で仕事をしていたことがあったのですが、最初のころは寝てしまったりテレビを見たりして自己管理ができていませんでした。

しかし、だんだんとちゃんとスケジューリングするようになり毎日の仕事のペースをうまくとれるようになりました。

もともと私はサラリーマン向きではなかったのでかえって家でやるスタイルがあっていたのかもしれません。

今はちゃんとオフィスに行ってやっていますけどね。

それと常に仕事が切れるリスクがあるのでこまめに営業するようになりました。

といってもお久しぶりですと言う感じで知り合いの会社にあいさつしにいくだけなのですが、それだけでも仕事の話が出たりするので重要です。

あと営業で重要なのは人に好かれることですね。

いくら仕事ができても嫌いな人に仕事を出す人はいません。

私はどちらかというと人に好かれるタイプではないので無理にへつらって好かれようとはしないのですが、少なくとも言葉使いには気をつけています。

過激な言葉や感情的な言葉は極力使わないようにしていますが、それだけでも印象はかなりよくなると思います。

また常にビジネスのネタを考えるクセもつきました。

おもしろそうなことがあると手帳にメモしたり、ビジネスになりそうだったらプロトタイプを休日に作ってみたりしています。

やはり何か他と違ったことをやらないと仕事はとれないですからね。

それに私は他と同じことをやっててもつまらないと思ってしまうので色々新しいことをやりたくなってしまいます。

サラリーマンと個人事業主は神経細胞とアメーバの違いのようなものではないでしょうか。

神経細胞は他の神経細胞と連携して仕事をします。

そして神経細胞は他の細胞から栄養をもらわないと死んでしまいます。

あまりにも機能が特化したためにそうなってしまったのでしょうね。

一方、アメーバは一匹狼的な生物で餌も自分でとってきます。

こう考えるとサラリーマンの人が脱サラして失敗することが多いのも神経細胞がアメーバになろうと思うくらい難しいからなのかもしれません。

しかし、自分の経験からいうとできないことではないと思います。

ただ、独立するなら最低限の知識と失敗しても大丈夫な準備をしておく必要があります。

最低限の知識とはこんな感じでしょうか。

1 お金の管理

 コスト管理や税金、資金調達

2 法律の知識

 自分のビジネスに関する法律、許認可等

 例えば個人情報保護法や契約に関する法律など

3 営業方法

 顧客へのアプローチ方法など

私は成り行きで個人事業主になってしまったので準備が全くなかったのですが、幸運にもいままで続けることができました。

ただ、事前に知識があればもっとうまくやれただろうなと思うことは結構あります。

こういうことを思うのも経験した後だからなのかもしれませんが。

最近のエンジニアの求人情報を見ていると年齢で人を採用するところが多いですよね。

雇う方としては生きのいい若いやつのほうが使いやすいし給料も安くですむからでしょう。

私はもうそのレンジからははずれていますが、いまだにプログラムをごりごり書いていたりします。

私なんか普通の会社なら管理職にさせられてしまうでしょうね。

でもエンジニアって長年の経験が重要だと思います。

トラブルを解決するときでも経験があればあたりをつけて早く解決できます。

IT業界は技術がすぐ陳腐化するので35歳定年説のような考え方がありますが、私はあまり同意できません。

新しく出てきた技術だってすでにあった技術の焼き直しだったりして基本はそんなに変わっていなかったりします。

もちろん常に新しいことはある程度は勉強していかなければいけませんが、今の時代は他の職業だってそうではないでしょうか。

そうはいっても、会社の経営陣というのは頭が固いプラス利益にしか関心がない方が多いので状況が変わることは難しいでしょう。

だったら私のように管理職がいやなエンジニアは独立してやっていったほうがいいと思います。

もちろん独立すると営業や経理などの仕事をしなければいけませんが、少し勉強して経験していけば誰でもできるようになると思います。

それに営業といっても自分でやっているのでノルマを決められて追い立てられるようなものではないですしね。

また最近はウェブで提携先を探している企業が多いのでまずはメールしてみるのもいいかもしれません。

ただ、サラリーマンのころのような安定した収入はなくなるのでお金をためておく必要はあります。

入ってくる予定のお金がトラブルで入ってこなくなるリスクもあります。

そんなことはいままで会社がやってくれていたのですが個人事業主だと自分でしなければいけません。

そのような個人事業主のデメリットも考えてワークスタイルをきめればいいのではないでしょうか。

また個人事業主のデメリットとしては自分一人でやっているのでビジネスをスケールアップできないというのがあります。

他の会社と提携してやるという方法もありますが、私のまわりではその方法でやってトラブルになったケースを結構聞きます。

なので、ある程度事業が固まったらちゃんとした会社にしていったほうがいいでしょうね。

それを模索する期間として個人事業主でやってみるというのがいいのではないでしょうか。

日本の産業構造も成熟するにしたがって設備産業から人が重要になる産業が重要になってきました。

IT業界もハードやソフトの価格が下がって、できるエンジニアの重要度が増しています。

なので自分で常に勉強してスキルアップをしておけば必ず仕事は得ることはできると思います。

これから不況になっていきそうな状況ですが、ポジティブ思考でやっていきたいものですね。

コメントを残す