其の言を聴いて其の行いを観る

プロジェクトが少し遅れ気味なので今日から仕事をしていました。

どうせ家にいても仕事関連の雑事をやっているだけですから、ちょうどいい気晴らしになってよかったですが。

私の知っている人で多くの人が「あの人は仕事ができる」といわれている営業マンがいました。

確かに頭の回転は早くてテキパキ仕事ができる人なのですが、私はあまり好きではありません。

なぜなら人に対して優しさがないように感じるからです。

人の気持ちへの配慮がないといったらいいのでしょうか、その人と話していると私はいつも気持ちがとげとげしてしまいます。

これでは営業マンとしてだめなんじゃないのと思ってしまいます。

また別の話で以前に友人にあの人はとても仕事ができる人だからと紹介されてその人と一緒に仕事をした事がありました。

しかし、仕事の上でその人とぶつかってしまって職場を追われるような状況になったことがあります。

後で聞いた話ではどうもその人はまわりに私の悪口を言っていたようでまわりの人たちの私への対応が変わったのを感じました。

私は結構そういうのは気にしないのですが、区切りもよかったのでそうそうに転職したことがありました。

そのとき、思ったのは人の評価なんていい加減だなということでした。

紹介してくれた人はよかれと思ってしてくれたのだと思いますが、その人がちゃんとした評価ができるかは別問題です。

その人にとってすばらしい人でも私にとってはひどい人ということは十分あり得ます。

私の経験上そちらのほうが多かったように思います。

以前働いていた会社の社長などは大学院まで出ていてみんなに尊敬されるような人でしたが、お金の管理が全くできなくて給料やボーナスがでないことがよくありました。

知識という面ではすばらしい人だったのでしょうが、経営者としてはだめだったということですね。

そんな痛い経験から人を評価するときは自分の目で確かめるようにしています。

人がどんなに賞賛しようとも自分の目で確かめるまでは信用しないことにしました。

そして人の評価を聞かされたときはスルーするようにして、機会があれば確かめてみようと考えるようになりました。

なので私も人を紹介するときは無責任な評価をしないように気をつけています。

自分にとってはすばらしい人でもその人の性格や状況によってそうではなくなることもあります。

やはり自分の評価を相手に押しつけるのではなくその人自身で判断するようにしたほうがいいと思います。

孔子の言葉に「其の言を聴いて其の行いを観る。」というのがあります。

人の言葉を聞いても鵜呑みにせず、その行動を観てから信じるか信じないかを決めるという意味ですが、私もいろんな経験からまさにその通りだと思います。

言葉ではいくらでも言えるので行動から人を判断すべきでしょうね。

しかし、人を判断するってとても難しいと思います。

だから人っておもしろいのでしょうね。

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