学ぶことを取り戻そう

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る
Pocket

f:id:anthony-g:20120908184857j:image:w500

photo credit: 〓ole via photo pin cc

日本の英語は役に立たなかった

 高校生の頃、私は学校の英語の授業がつまらなくて、よくNewsWeekやペーパーバックの小説を読んでいました。

難しい単語が出てきて辞書をひきながらだったので読むのにかなり時間がかかりましたが、将来留学しようと思っていたのでそれくらいは必要だろうと思ったし、外国語を話せるようになりたいと思っていました。

その時は明確にはわかっていませんでしたが、日本の学校で教える英語は何か本当の英語と違うという感じがしていました。

 それは後でわかるのですが、日本の学校で教える英語は日本語に翻訳するための技術で英語そのままを教えるわけではなかったのです。

つまり、英語を話す外国人とコミュニケーションできないということです。

 そのことがはっきりわかったのは最初にアメリカに行った時でした。

英語が話せないので電車のチケットも買えなかったり、ホテルの予約もできなかったりして結構苦労しました。

つまり、日本の英語教育はそのときの私には何の役にもたたなかったということです。

国は人々が国外に出てしまうと税金がとれなくなるので、わざと役に立たない英語を教えているのかもしれませんが。

日本の教育はオワコン

 日本の教育はもともと官僚を育てることからはじまって、戦後は大企業のサラリーマンや工場労働者を作り出す教育機関になりました。

教育というのはどこの国も政府がある思惑を持って行なわれるものです。

なので、英語に関しては海外の文献を正確に素早く翻訳する能力の育成が目的だったのでしょう。

 しかし、時代が変わり、ネットや航空機の発達によりリアルタイムなグローバルコミュニケーションが個人レベルで行われるようになると、いままでの教育方法が古くなって時代のニーズに合わなくなってしまいました。

そこで、教える側も自己改革して変わっていけばいいのですが、いまだに旧態依然としたやり方を変えようとはしていないようです。

 私の友人は社会人で大学に入学しましたが、講義を受けるのに1時間ほどかけて電車で通っています。

今時なら、インターネットで動画配信をすればいいのに、その大学ではできないようです。

今はMITやStanfordなどのアメリカの一流の大学の講義がネットで無料で見られる時代なのに、日本の大学は終わってるなと思います。

 また、大学はいまだに高い学費を払わないといけませんが、教育はこれからかぎりなく無料に近づいていくでしょう。

なぜなら、YouTubeなどのコンテンツ配信サービスが無料なのに、教育コンテンツでお金がとるのは難しいのではないかと思うからです。

また、教育は公的サービスという性質もあるのでそれで金を取るのはどうかという道義上の問題もあるでしょう。

アメリカの大学はそのことを理解してOCWなど大学の講義をネット上で無料公開しているのでしょう。

(ただし、アメリカでもいまだに正規での大学入学では高い授業料が必要になりますが。)

 それと、いまだに入学試験という選別を行なっています。

かつてのキャパシティが限られる構造ではやむを得なかったのでしょうが、ネットでサービスを提供できるようになったらあまり意味があるとは思えません。

税金で運営されている大学(私立も助成金が入っている)が国民に開かれていないというのは運営方針としてはどうなのかなと思います。

私個人としては関わりはないのでどうでもいいんですが。

英語で学ぶ

 日本ではそんな遅れた状況ですが、おそらくこれからは英語でいろんなことを学ぶのが一般的になるでしょう。

ということで、日本の教育システムは変わるのが遅いので、まずは自分で英語を勉強することをおすすめします。

 そしてアメリカの大学の授業をインターネットで見て学ぶ方がいいと思います。

なんといっても世界トップクラスの大学の講義が無料で見られるのがいいですね。

文献も英語のものは日本語のものより圧倒的に多くて、今や書籍もAmazonで電子書籍を買ったほうが安いですし、インターネットで無料で公開されている資料も多くあります。

大学の講義が見られる主なサイトとしては以下のURLになります。

MIT Open Course Ware (http://ocw.mit.edu)

Cousera (https://www.coursera.org)

 MIT OCWは工学系のクラスが多く、CouseraはStanfordやPrincetonなどいろんな有名大学の講義を受けることができます。

Couseraは学習者や教授とのコミュニケーションを重視したサービスになっています。

 残念ながら、これらのサービスでは学位を取得することはできませんが、学位はこれからそんなに重要ではないのではと思います。

なぜなら、学位が必要なのは有名な企業に入るか学者や医師などになるためにしか必要ないからです。

それよりもいろんなことを学んで仕事に役立てたり、学ぶ事自体を楽しめたりする方が大事ではないでしょうか。

 私の経験から言っても、英語が使いこなせるようになるだけで仕事の領域はかなり広がります。

英語ができれば日本だけでなく他の国の仕事もできるようになるからです。

それプラス専門技術があれば仕事の口はいくらでもあると思います。

 ユダヤ人は自分の子供を親が自ら教育するそうです。

彼らは国に頼れないので、土地やお金など取り上げられるおそれのある資産よりも、知識や能力といった絶対に奪われない資産を一番重要だと考えていたのでしょう。

なので、教育を国に頼らなかったのだと思います。

ユダヤ人に優秀な科学者や思想家が多いのも当然なのでしょう。

これからは私達もユダヤ人たちのやり方を見習うべきだと思います。

今はネットがあるので世界中の教育コンテンツを自分で選択して独学していくというスタイルが一番いいのではないでしょうか。

そして、学ぶことを頼りない国や政府から取り戻し、時代にあった知識やスキルを自分でマスターしていかなければいけないのだと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る
Pocket

コメントを残す