手に職つけたかったらプログラミングをマスターしよう

最近のニュースによると日本はいまや失業率は6%近くに上がり、新卒の若者たちもどこにも就職できない人がたくさん出ているみたいです。

なぜこんなことになっているのでしょう。

リーマンショックがあったとはいえ、他の国は以前の状態に戻りつつあるのに日本だけが一人負けしています。

これは日本が時代遅れのやり方でいまだにビジネスをやっているからではないでしょうか。

日本の大企業のおじさんたちはいまだに過去の成功体験から抜け出せないのでしょう。

このような状況では時代がこれからどう変わっていくかを考える必要があります。

例えばこれからはハードの値段はどんどん下がり、製造業中心の日本では高い人件費のせいでビジネスがやっていけない状況になるでしょう。

一方、これからはスマートフォンやPCだけでなくいろんなところにCPUが組み込まれていくのでソフトウェアの需要は高まると予想されます。

そうなるとソフトウェア開発のスキルが重要視されるのではないかと予測できます。

しかし、今までの日本はのソフト業界はゼネコン構造のため、ソフトウェアエンジニアはあまりいい待遇ではありませんでした。

それは受託開発という利益の上げにくいビジネスモデルの上に上流がほとんど利益をもっていってしまう搾取の構造があったからです。

しかし、インターネットの普及によってSaaSなどのビジネスモデルが可能となり、またみずからマーケティングを行うことにより下請けから脱却できるようになりつつあります。

また、海外とも簡単にビジネスができるようになったので小規模でも世界展開が狙えるようにもなりました。

ところで海外というとインドや中国の安い労働力でソフト開発されれば日本はコスト的に勝負できないと思うかもしれません。

それは今までの受託開発的なビジネスを前提にしているからです。

そうではなく自ら顧客を集め、ニーズのあるサービスを提供できれば多少高くても利用してくれるはずです。

その上、ビジネスになるニッチな領域はたくさんあります。

そういうサービスを他社に先駆けて提供すれば逆にインドや中国に仕事を出す立場になれるかもしれません。

さらにウェブは特定のベンダーに囲い込まれることがないので人気が出れば大化けする可能性もあります。

例えばYahooやGoogle、最近ではSalesForce.comやTwitter,Facebookなどがブレイクしましたよね。

これがMicrosoftやAppleなどのベンダーが提供するプラットフォーム上でアプリケーションを作っても、一番おいしいところを持っていくのはプラットフォームを提供している企業です。

それはサードパーティがプラットフォーム提供者より大きくなったことがなかった歴史をみれば歴然です。

ということでこれからは特に若い人にはウェブプログラミングを学ぶことをお勧めします。

ではどういうことを学べばいいでしょうか。

おすすめの構成をリストアップしてみました。

  1. プラットフォーム
  2. ウェブをプラットフォームとして選ぶ理由はユーザーが一番多いからです。
    ちょっと前だとユーザーが一番多いのはWindowsだったのでしょうが、Google Appsなどの登場によりこれからはブラウザでなんでもできる時代になります。

  3. 開発言語
  4. Rubyがおすすめです。
    Rubyはサーバー側のしくみをちょっとためしに作るなどプロトタイプ開発が簡単だからです。
    最近はRailsなど便利なフレームワークもあるので本格的なウェブサイトを作るときにも都合がいいと思います。

    また、ウェブ上のユーザーインターフェースを作るときには
    Javascriptが必ず必要になります。
    JavascriptとはHTMLに埋め込んでブラウザ側で実行されるプログラムを書くための言語です。
    最近はAjaxベースのライブラリが充実してきて、ブラウザごとの違いも吸収してくれます。
    おすすめはプラグインが豊富なjQueryですね。

    後、開発言語とは言えないのですがHTML、CSS、SQLも基本的なところはおさえておいたほうがいいと思います。

  5. 基盤技術
    • データモデリング
    • 今時のウェブサイトはデータベースをバックエンドに使っているものが多くあります。
      データベースとは簡単にいうとデータを格納する場所なのですが、
      どのようなサービスを提供したいかを設計するときに同時にデータモデリングという作業も行う必要があります。
      データモデリングとは具体的にはデータベース上のテーブルを設計することなのですが、機能や運用を考慮して設計する必要があるので技術知識だけでなく業務知識も求められる作業です。

    • TCP/IP
    • ウェブサーバーとブラウザとの間のやりとりはHTTPというプロトコルで行われます。
      このHTTPの基礎となるプロトコルがTCP/IPです。
      ウェブ開発をしていてうまく動かないとき、通信系の障害である場合もあります。
      そのときトラブルシュートできるようにTCP/IPのことも知っておくことが重要です。

  6. 開発環境
  7. 開発ツールは今や無料でとてもいいものがたくさんあります。
    その中でもおすすめはNetBeansです。
    NetBeansは統合開発環境と呼ばれる開発ツールでRuby以外にもJavaやPHP,C++などの言語をサポートしており、ウェブ開発のための機能が装備されています。
    また、WindowsだけでなくMacやLinuxでも動作するので自分が慣れているOS上で開発できます。
    その上無料なのがうれしいですね。

  8. OS
  9. ウェブを動かすOSとしてはLinuxが一番使いやすいと思います。
    Windows Serverも悪くはないと思いますが、ライセンスが個人で買える値段ではありません。
    ウェブサーバーとしてはLinuxでApacheを動かせば十分なので無料のLinuxが一番です。
    ディストリビューションとしてはメジャーなUbuntuCent OSのどちらかを選ぶことになるでしょう。
    いまはやりのクラウドサービスはCent OSを採用しているところが多いですね。
    ウェブ開発ではサーバーの設定や運用をやることも多いので基本的なシステム管理の知識も知っておいたほうがいいと思います。

結構もり沢山ですね。

しかし、努力して学ぶだけの価値があると私は思います。

いつかはこのあたりのセミナーをUstream上でできればいいなと妄想しています(笑)。

あと、今はまっているPadrinoというフレームワークもやりたいですね。(これ、かなりいいです。)

アマゾンの私の書店の「ウェブ開発」のカテゴリーに推奨図書をあげておきました。

勉強するときの参考にしてください。

最近、NHKのドラマ「ゲゲゲの女房」を欠かさず見ているのですが、とても勉強になります。

水木しげるは「ゲゲゲの鬼太郎」で有名ですが、それで売れる前はかなり苦労したらしく様々な仕事をやっていました。

最初に紙芝居の絵を書く仕事からはじめて貸本漫画の作者に変わり、最後に雑誌漫画の漫画家になります。

なぜそんなに仕事を変えたかというと、時代の流れと共に紙芝居や貸本漫画はすたれていったからです。

(いまや紙芝居や貸本漫画なんて見かけないですからね。それに最近では電子書籍が出てきて出版業界も変わらざるを得ない状況にあります。)

つまり、時代と共に仕事の形態も変えていかなければいけないということです。

IT業界で言えば、ゼネコン構造のSI中心の業態からクラウドやウェブを使ったITサービス業へのシフトが今必要なのだと思います。

私たちも水木先生のように時代が変わっても通用する人材でありたいものですね。

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