未来のサーバー

@ITの「大阪・堂島に、さくらインターネットの秘密を見た」を読んで未来のITシステムが少し見えたような気がしました。

さくらインターネットと言えば格安レンタルサーバーで有名ですが、データセンターは差別化できないというのは私もいろんなiDCに行って思いました。

結局iDCは不動産業なので立地条件しか差別化ができません。

しかし、いまや都心などアクセスのいいところでないといまや商売にならないようになってしまいました。

私が最初に作業をしたiDCは千葉県柏市の高速道路の下にあって行くのが大変でした。

こうなると単位面積あたりにどれだけの顧客を入れられるかで価格競争力が決まってくると思います。

最近はコンテナー型のサーバーファーム製品がありますが、結局土地代が結構なコストを占めるような都会のiDCだと導入メリットが少ないでしょう。

従ってサーバーは1台あたりの占める空間が小さくなっていくのではないかと思います。

サーバーの歴史を見てもタワー型からラックマウント型に進化していき、いまやブレード型になりました。

これがさらに進んでグリッド型に進化するのではないかと思います。

具体的にはサーバー1個あたりの体積が10立法cmくらいになりそこにCPU,ディスク、メモリー、NICなどの部品が含まれます。

これをグリッド状にラックの中に配置します。

そしてそれぞれのサーバーをラック内でネットワーク接続をします。

もしサーバーが故障したら自動的にネットワークから切り離されます。

そんな感じになるのではないかとふと思いました。

仮想化技術を使えば一台のサーバーで複数インスタンスを立ち上げられますが、ハード故障などが発生した場合や負荷が増大した場合、同じサーバーのインスタンスが影響を受けます。

もちろん仮想化技術はそういった障害対策も考えてはいるでしょうが、物理的なサーバーの限界はどうしてもあるので単位体積あたりのサーバーキャパシティをあげる方向に行くのではないかと思います。

クラウドコンピューティングの流れでITシステムも集約する方向になりつつあります。

これはかつてのメインフレームのアーキテクチャーに戻るということです。

しかし、ただ戻るのではなくよりユーザーにとって便利で安くで利用できるように成るという点で進化なのだと思います。

まだまだITの技術革新は続くのでしょうね。

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