発想力がない

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 最近仕事でそこそこ偉い人(といっても部長クラス)と話すことがときどきあります。

売上げや利益をいかにしてあげるかという話をよくしますが、ビジネスの内容に関してはあまり話すことはありません。

たまに私が起業を目指していることを話すと、「じゃー直契約で常駐エンジニア受けるよ。」と言ってくれました.

ありがたい話なのでしょうが、私は派遣ビジネスをやるとは言っていないしやるつもりもありません。

起業というと派遣という発想する人達が多くの企業では多いのでしょうね.

 確かに派遣ビジネスはお金が安定して入ってくるからリスクが少ないビジネスです.

受託開発や製品開発はリスクが高く利益が出るか読めないところがあります。

特にゼネコン体質になっている日本のIT業界は大手が仕事を受注して外注に投げるという構造ができあがっています。

そのような中で中小企業が顧客開拓をするのは難しい状況なのでしょう。

 しかし起業イコール派遣ビジネスと発想する人達が多いこの業界に非常に不安を感じます。

そういう発想しか出てこない人達ばかりの業界で独創的なビジネスはできないのではないかと思ってしまいました.

たまたま私のまわりにそういう人達が多いと思いたいですね。

 ビジネスとはこうしたら世の中もっとよくなるのではないかという考え方が基本にあるべきだと思います。

もちろん資本主義の元で活動するのですから利益はあげなければいけません。

しかし同時にイノベーションで新しい市場をつくり出したり,人々の可能性を広げたりすることが本当のビジネスを行う価値だと思います。

こういうときれいごとを言っていると思う人もいるかもしれません。

世の中は奪い合いでだましあいが現実だと言う人もいます。

しかしそれはある一面しか見ていないような気がします。

私も人にだまされたり搾取されたこともあります。

しかしまじめに働いている人もいるし,理想を持ってがんばっている人もいます。

世の中はいろんな人がいてバランスしているのではないでしょうか。

 しかし日本のIT業界はなぜ商社+ゼネコンのようなビジネスばかりなんでしょうか。

自分のアイデアを出して提案していくビジネスをやる企業があまりにも少な過ぎです.

自分もこの業界でそういった活動がいまだできていないので偉そうには言えないのですが,少なくともその方向で努力しているのでまたましかなと思っています。

結局日本は短期間で無理して先進国になったため、文化の厚みというものがないのかもしれませんね。

ブランド品や大企業をありがたがるカルチャーは自分でものを考えるという癖がついてないせいなのかもしれません。

 IT企業で働く若い人達まで保守的な人が多く感じるのですが、今の状況がこれからも続くと思っていることも大丈夫かなと思ってしまいます。

これも自分の回りだけだといいんですが。

こんなことをいろいろ考えると絶望的になるので、まずは自分のやるべきことをたんたんとこなしていこうと思います。

そうしたらそのうち道が開けてくるかもしれませんからね。

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1件のコメント

  1. ふくちゃん

    「日本のIT業界はなぜ商社+ゼネコンのようなビジネスばかりなんでしょうか。」私、元々が大手システム開発会社でSEをやってて、今はインターネットベンチャーにいるから余計そう思うのですが、システム開発業は(特に中小に外注だしているような)ゼネコンみたいな仕事でしか、ビジネスが成り立たないのかなあと思います。
    ベンチャーでの企画は、スピード命なので、仕様書書いたり、テストを入念にやったりという時間の余裕がありません。社内マンパワーが足りなくてもシステム開発会社に発注しようという発想自体がありません。ネットベンチャーには入念なテストはユーザーとという感じになってますしね。
    ですから、「IT企業で働く若い人達まで保守的な人が多く感じるのですが」もそのとおりだと思います。最初の会社に残ってる人はやはり保守的な傾向があります。仕事も比較的安定した大企業から中心に得ているようですし。
    そういう刺激をいわゆるシステム開発業を行う、IT業界の人に求めるのはもはや間違いではないかなと思う次第です。
    ベンチャーの中でやってる若手SEは面白いですよ。刺激になると思います。

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