知識の格差

おはようございます。今日は雨がぱらついている休みですが、午後に向けて晴れていくみたいです。

 最近ニュース等で貧富の格差が広がっていると言われます。そしてこれからも下流社会という本が売れているようですが、貧富の格差が広がっていると考える人が多い証拠なのかもしれません。

 しかしこの貧富の格差というのは結果であってその原因となったことを考えるべきではないかと思うようになりました。そのきっかけは私の実体験でした。

 小さいながらも会社を経営していると銀行と取引をする必要があります。その銀行を見ていて思うのはこの人たちはリスクをとらないで必ず儲けようとするということです。彼らは金融のプロですから、どういったことがリスクなのかをよく知っています。素人が金融に関して彼らと交渉しても勝てないでしょう。また彼らは基本的にはお金持ちしか相手にしません。貧乏人にはカードローンや消費者金融などでしかお金を貸さないような体制を作っています。

 つまり貧乏人はいつまでも貧乏になるような仕組みが組まれています。そのことをわかっていない人たちは高い金利を銀行に払わなければいけなくなります。

 このような知識格差は他の業種でも多かれ少なかれあります。そして知識格差で優位に立てると経済的にも有利なポジションをとることができます。

 例えばある人が土地を売ったりビジネスで成功して大儲けしても銀行や生保をはじめとする業者によってたかってお金をむしりとられた話もよく聞きます。先日起きた明治安田生命の不当不払いの事件も知らない客から金をむしりとっていたいい例でしょう。

 こういうのを見ると世の中金の奪い合いです。一時的にお金を稼いでもそれを奪い取ってやろうと虎視眈々と狙っている連中がいっぱいいます。そういう連中に対抗するためにこちらも理論武装する必要があります。

 銀行と付き合うのであれば彼らの業務や基本的な会計知識は知っておくべきです。不動産取引をするなら基本的な不動産売買の知識や土地建物の値段がどうな決まるかくらいは知っておかないとだまされる恐れがあるでしょう。株をやっている方は多いと思いますが、株取引の基本的なことや企業価値評価、経済に関しての知識は必須だと思います。

 グーテンベルグによって印刷技術が発明されて簡単に知識が獲得できるようになりました。そしてPCとインターネットの普及でさらに効率的に知識を得ることができるようになりましたが、多くの人は知識を得ようとはしません。

 これからは知識格差がもっと貧富の格差を拡大されると思います。そういうと学歴が大切だと短絡してしまいがちですが、大学などでは本当に大事な事は教えてくれません。なぜならそこで教えている人たちが一般社会を知らないからです。銀行とどう付き合えばいいのか、プロジェクトはどう進めたらいいのか、不動産屋ってどんな仕事をしているのかなどおそらく大学教授はわからないでしょう。

 こういうことは業界のプロに教えてもらうしかないでしょう。書籍等で基本を勉強して実際にその業界で働いている人に色々質問するのが一番だと思います。幸いにも私はある分野のプロに知り合いがいたので色々教わることができました。

 全く知らない分野で取引をするのはコンパスもないのに航海に出る船のように無謀な行為です。まずは基本的な知識を頭に入れて少しづつやっていかないといけません。それをやらない個人投資家が増えているのをみてあぶなっかしいなと思いますね。

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