英語の本をスラスラ読めるようになるには

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最近、日本企業でも英語ができる人を募集している求人広告をよく見るようになりました。

世界がグローバル化して海外とのやりとりが必要になることが多くなってきたからなのでしょう。

ただ、日本の教育はその変化に対応できていません。

したがって、国の教育に頼るのではなく自分で学んでいくしかありません。

英語に関してはできるかできないかで判断されることが多いですが、よく考えてみると日本語だって私達は子供の頃から長い期間をかけて学んできました。

それくらい自然言語をマスターするというのは長いトレーニングの期間が必要なものです。

なので英語も長い期間かけて少しづつ学んでいくべきものだと思います。

ただ、アメリカ人と同じくらいうまくなる必要はなくて、コミュニケーションできるようになれば十分だと思います。

実際、英語ができると言われているインド人やフィリピン人の英語も訛りがひどいし結構適当な英語を話していてネイティブの人でも何を言ってるのかわからなかったりします。

それと、日本人は間違えたらどうしようとか相手が何言ってるかわからないなどでパニックになりがちですが、

多少間違えたって相手に伝わればいいし言ってることがわからなければわかるまで聞けばいい、そんな気持ちでやればもっとリラックスして英語に慣れ親しめるのではないでしょうか。

では、英語は学校で習ったくらいの人がこれからはじめようと思ったらどこからはじめたらいいでしょうか。

まずは、洋書を読むことからはじめるといいと思います。

読むことは本があればはじめられるので、コストが一番安くてすみますし、好きな時間にできます。

ただ、いかにも英語の勉強という内容の本はつまらないですし長続きしないでしょう。(言語自体が好きな人は別ですが)

なので、英語の本を継続的に読むコツをあげてみました。

1 興味のある内容の本を選ぶ

学校の英語がつまらないのはその内容に興味が持てないからだと思います。

スポーツが好きな人は内容がスポーツに関するものだとなんとか読もうとするでしょうし、文学が好きな人は翻訳ではなく原書で読んでみたいと思うでしょう。

言語は情報を伝えるツールなのでその情報自体に価値がないとやろうという気はおきません。

なので、多少難しくても興味の持てる内容の本を選びましょう。

最初はわからない単語ばかりで辛いですが、内容がおもしろそうだったらなんとか読もうと努力を続けられると思います。

2 自分のよく知っている分野の本を選ぶ

英語の勉強といえば新聞や時事系の内容のものを教材にすることが多いのですが、これは結構しきいが高いです。

経済や政治の用語が結構出てきますし、文章も特殊な書き方をするものが多いので最初は避けたほうがいいと思います。

(ただ、そのあたりに興味のある人はがんばって読んでみて下さい。)

それよりも専門書っぽいもののほうが英語の文章自体は簡単で読みやすいです。

ITエンジニアだと技術書系がよくて専門用語も日本でそのまま使われてるので簡単だと思います。

私が最初に読んだ洋書はInside Macintoshというマックの開発者向けの本でしたが、英語はその当時あまり読めなかったですが、内容はなんとなく理解できました。

3 わからない単語はすぐ辞書を見ないでできるだけ文脈から推測する

最初はわからない単語だらけでずっと辞書をひかなければと思いがちですが、辞書はできるだけ見ないようにしましょう。

なぜならば辞書ばっかりひいてると読むのがいやになってしまうからです。

なので、最初は全部理解しようとおもわず読めるところを探すことからはじめてみましょう。

それと読むのも流れがあって流し読みみたいな読み方でもある程度理解できたりします。

そして、頻繁に出てくるわからない単語は辞書で調べます。

何回も出てくるということは他でも出てくる可能性が高いので、そういう単語から優先して憶えると読むのがだんだん早くなると思います。

4 文法を知っていると読みやすくなる

文法と聞くとお勉強という感じで拒否反応が出る人も多いかもしれませんが、読むためのちょっとしたコツと思えばそんなにたいしたことではありません。

なので文法書を最初から勉強するというのではなく、日本語と違う部分をポイントで知っておけばいいだけだと思います。

英語の文法の中でも日本語とかなり違うのは関係代名詞と完了形です。

関係代名詞といういかめしい言葉を見るだけで嫌になってしまいそうですが、要は単語の並び方です。

例えば次の文章

He bought a book which is written by Haruki Murakami.

これをそのまま訳すと

彼は本を買った、その本は村上春樹によって書かれた。

しかし、普通の日本語にすると

彼は村上春樹の本を買った

となるでしょう。

このwhichが関係代名詞とよばれるもので説明的な文章を後ろにまわすためのつなぎ的なものです。

英語は大事なことを最初に言うという性質があって日本語とは逆なんですね。

(日本語は大事なことは後ろにもってきますよね。)

なので、彼が本を買ったというのが一番伝えたいことで何の本かというのは付け足しの説明みたいな感じです。

また、完了形というのも日本人には慣れないところかもしれません。

例えば、次の文

I have never seen this kind of accident.

これを訳すると

こんな事故は見たことがない。

となります。

文法書ではhave + 過去分詞で継続、経験、完了、結果を表すと書かれていますが、いまいちよくわからないですよね。

要は過去から今までの時間が続いている中でどうだということを言う時に使います。

例文ではいままで自分が生きてきてという時間の継続の中で一度も見たことがないということを表現した文になります。

日本語でも「生まれてはじめて見た」というような言い方をしますが、英語ではhave+過去分詞の形で文としてはっきり表現するという形になっています。

他にも文法的なトピックは色々ありますが、まずはこの2つを抑えておけばかなり読みやすくなると思います。

5 単語は文章の中で憶える

よく試験勉強している人が単語帳に書いて覚えていますが、あの方法だと結構忘れてしまいます。

試験のための勉強がなぜ役に立たないかというと、試験が終われば忘れてしまうからなんでしょうね。

人間の脳は物事の関連で記憶するようで、単語も文章を読んで覚えたほうが記憶に残るようです。

また、だんだん読むのに慣れてくるといちいち日本語に訳さないで英語として理解できるようになります。

なので、辞書もじょじょに英英辞典を使うようにして下さい。

英英辞典は文例もたくさん乗ってますので文章の中で単語を覚えるのに最適です。

6 最初は内容がわからなくてつらいが、続けていると突然理解できるようになる

人間の脳は何か情報をインプットされてもすぐには反応しないので持続的に刺激を与える必要があります。

なので英語を覚えるときも持続が重要で、ある程度継続すると脳がだんだんと英語の脳になっていきます。

そして、あるしきい値を超えると突然英語が頭に入ってくるように感じるようになります。

おそらく、単語や文章というのはお互い関連性があるので、脳の中でそのネットワークがある程度できると川の水が流れるように情報が流れるようになるのかもしれませんね。

そして、一度そういうポイントに到達すると後で少し英語から離れても全て忘れてしまうことはないようです。

もちろん、単語や話したりすることは忘れたりしますが、英語に対する感覚は残っていてまたやり直せば一からやるよりははやい期間で思い出せるようになります。

スキーや楽器と同じようなもので、一度マスターしたら一生忘れないような能力が脳にはあるのでしょうね。

ポイントは試験勉強のようなやり方はしないということです。

別にいつまでに読めるようにならなければいけないということもないですし、間違って読んでも問題ありません。

読むことをやめなければいつか読めるようになるでしょうし、間違いもそのうち自分で気づくでしょう。

要は英語を読むことを好きになることが一番重要です。

好きなら長く継続することができるでしょうし、続けていればいやでもそのうち英語が読めるようになります。

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