資本主義はちゃんと働いているのか?

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 村上ファンドの阪神買収のニュースがひんぱんに流れていますね。

いつも読んでいるBlogでもその話題が多く書かれています。

妥当(?)なTOB価格を提示している阪急に対して1円でも高く売りつけようとしている村上ファンドのやり方を見てちょっとやくざっぽい雰囲気を感じてしまいました。

ファンドだからパフォーマンスを上げるためには当たり前なんでしょうが、私のような一般ピープルからみると強欲にしか見えませんね

 しかしこのような活動が経済全体を活性化させることもあるので一概にだめだとはいえないとも思います。

M&Aが盛んになるにしたがって企業が時代に適応していくことを促進する効果もあります。

 ただ今回の場合はどうでしょうか。

テレビでは阪急と阪神が一緒になることによって相互乗り入れができて梅田全体が活性化するといっていましたが私はそうは思いません。

私は大阪出身だから梅田のことはよく知っていますが、阪急電鉄と阪神電鉄は並行して走っています。

 通常M&Aというのは不足しているものを補い合ってシナジー効果を生むものであって重複している場合は片方をなくしてしまうのが普通です。

まー微妙に走っている地域が違うので片方を廃止するとは思えませんが、シナジー効果もそんなにないと思います。

また梅田も阪急と阪神が一緒になったからといってさらに発展をするとは思えません。

別に一緒にならなくても十分町としては発展していると思います。

 テレビでコメントをしている人は阪急と阪神が一緒になることの意義を言っていましたが、結局村上ファンドの乗っ取られないようにするために一緒になるだけのことなんだと思います。

 こういう乗っ取り屋はアメリカでもいましたが、日本にはなんかなじまない感じがします。

資本主義は西洋のプロテスタンティズムから生まれたと言われています。

プロテスタントは禁欲的な人たちでそういう文化の中から生まれた資本主義だからうまくバランスしていたと説明する人もいます。

確かに日本にはそういった規律が今はないですよね。

法律にふれなければ何をやってもいいという姿勢の最近の経営者を見ていて、このままでは資本主義が成り立たなくなってしまうかもと思ってしまいます。

これから企業人に一番必要な素養はプロテスタンティズムに変わる規律を持つことなのかもしれませんね。

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