2010年を振り返って

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あけましておめでとうございます。

2010年はみなさんにとって今年はどんな年でしたでしょうか?

私にとっては変化の年であり、したがって試練の年でもありました。

そこで年初めなので1年を振り返り今年はどういう年にしていくべきかつらつらと考えてみました。

・不景気

就職氷河期やJALの整理解雇、失業率の高止まりなど去年は不景気なニュースが多かった年でした。

雇用調整助成金などの国の援助で社会不安になるほどまでは失業もひどくなりませんでしたが、今年はそれもなくなりよりきびしくなるかもしれません。

ただ、こうなったのは不可抗力と考えている人が多い気がするのですが、実は自分のせいだとまず理解する必要があるのではないでしょうか。

どういうことかというと、今やビジネスの世界では世界の国がライバルです。

中国やインドなどの企業は安いコストで仕事を獲得しています。

それらの国の企業と日本企業は競争していかなければ生きていけません。

そのためには無駄を省き、生産効率を上げて競争力のあるビジネスをやらないといけません。

無駄な会議を延々とやっていたり、残業代を稼ぐために長時間労働をやって効率の悪い働き方をしていたりしたら海外の企業と競争で負けてしまうでしょう。

私のまわりだけかもしれませんが、そういうことを真剣にやっている人または企業が少ないように思います。

「競争の作法」という本では日本はいままでより20%無駄を減らし、20%効率をあげていかないと世界では競争できないと言っています。

不景気だと嘆く前に今年はまずは自分の働き方を見直してみるべきではないでしょうか。

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・ソーシャルメディア勃興

去年はTwitterがブレイクした年でもありました。

気軽に情報発信できるのと情報伝達力の強さで特に日本ではユーザーが増えたそうです。

そして、今年はFacebookが日本でも広まりそうな雰囲気です。

いまや世界で5億人以上のユーザーをもつFacebookですが、これをどうやって活用していくかはこれからといった感じです。

TwitterやFacebookがこれからも広がるかわかりませんが、ソーシャルメディアはこれから当たり前の時代になるでしょう。

今まで人のコネクションを作るのは家族や学校、企業など限られた組織の中でしかできませんでした。

それが、ネットを介して人とコミュニケーションできるようになりいろんな可能性が広がるようになりました。

インターネットが普及して15年ほどたちましたが、本当の意味での双方向通信メディアになってきたのはここ4-5年ではないでしょうか。

それまではHPからのマスメディア的な一方通行のメディアだったように思います。

ブログが普及しだしたころが変わり目だったのでしょうね。

ITの世界はドッグイヤーと言われるくらい変化の激しい業界ですが、それが社会に浸透するには10年くらいはかかるようです。

ミュージシャンの坂本龍一さんがYouTubeで、これからはソーシャルメディアデバイドが出てくるのではないかと話していらっしゃいました。

人の人生はどんな人と付き合っているかで決まる部分が大きいと思います。

もちろんソーシャルメディアにも負の側面があって、トラブルの原因になることもあるでしょう。

しかし、新しいことに挑戦して可能性を広げることでしか発展はないのではないでしょうか。

・変化を読む

これから世界はアメリカ、ヨーロッパの西欧諸国中心の時代から中国、インドなどのアジア中心の時代に移っていくでしょう。

そういう時代に私たち日本人はどう生きていくべきか考える必要があるでしょう。

いまだ、アジアの多くの国は民主主義国ではありません。

特に中国を相手にビジネスをする場合はそのことを考えてつきあう必要があるでしょう。

また、既存の権威がこれから失墜することも増えると思います。

就職活動をしている学生は安定志向で大企業や官庁を目指す人が多いようですが、定年まで勤められる組織など日本にはもうないと考えたほうがリスクに対応できると思います。

自動車や家電など日本の重要な企業は最近は世界での競争力を失ってきています。

また、800兆を超える財政赤字を抱える政府はこれからリストラをせざるを得なくなっていくでしょう。(もちろん増税も行われるはずです。)

こう見ていくと、もう組織に自分の人生を預けるのはやめて自分で切り開いていかないといけない時代なのだと思います。

・仕事の消失

ITの普及によって今までいろんな仕事が消えていきました。

DTPの普及により写植屋さんがなくなり、デジカメの普及で現像の仕事が激減しました。

これから電子書籍の普及によって取次店や出版社もたくさんつぶれるでしょう。

「コンピューターが仕事を奪う」という本ではこれからホワイトカラーの仕事がどんどんなくなると予測しています。

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かつてはコンピューターが苦手だった仕事、例えば映像に映っている人の性別を判断したり外国語に翻訳したりといった仕事が機械学習という技術によって(不完全ではありますが)可能になりつつあります。

Amazonなどでおすすめ商品を表示したり、Googleでユーザーの興味のありそうな広告を表示したりするのも同じ技術が使われています。

これがどんどん進歩していくと人間のやる仕事がどんどんなくなっていくでしょう。

企業としても社会保険もいらなくて文句もいわず働いてくれる機械の方が人を雇うよりいいと思うでしょう。

そうなったときに失業しないためには何をすればいいか考える必要があります。

そう考えるとこれから身につけるべきスキルは機械にはできないことになるでしょう。

例えば、子育てやデザインなどがそれにあたるかもしれません。

また、機械は全然関係のないものを組み合わせて新しい発想をすることもいまのところできません。

そういうことを考えて自分の仕事を見つけていかなければいけない時代がそこまできています。

求められる能力は時代と共に変わります。

しかし、その変化の速度が段々速くなり、若い頃に学んだことだけでは一生働けない時代になってしまいました。

今の時代は常に自分で学びながら自分を変えていかないといけないのだと思います。

とにかく今年も希望を持って生きていきたいものですね。

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