Geekなら読んでおきたい本

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Wiredの「ハッカーズ(Hackers)投票結果発表! WIRED大学 新・教養学部必読書 10[ギークカルチャー]」

という記事でGeekが読むべき本がリストアップされていたのですが、その内容にちょっと納得がいかなかったので(笑)独断と偏見でおすすめ本をリストアップしてみました。

サブカル系とか興味ないので、ちょっと硬めのセレクションです。

ただし、何冊かはWiredとだぶっています。

  • ハッカーズ


ハッカーといえば、これははずせないでしょう。

ハッカーとは元々は技術的に人をあっと驚かせるようなことができる人をそう呼んでましたが、いつの間にかネットで悪さをする人の呼び名になってしまいました。

この本ではその古き良き時代のハッカーの話が紹介されています。

MITの鉄道模型クラブの話からはじまるところなんてかなりしぶいですね。

 

  • カッコーはコンピューターに卵を生む



これは私がプログラマーになりたての頃に会社の先輩に勧められて読んだ本です。

当時はまだインターネットなんて誰にも知られていない頃だったのですが、そのころにネットに侵入する話はとても新しい感じがしました。

出てくる技術も古くてKermitやテレタイプなど若い人は見たことも聞いたこともないかもしれませんが、そういう部分がわからなくても楽しめる内容だと思います。

 

  • 欺術(Art of deception)

ハッキングといえば高度な技術を使って、侵入したり改ざんしたりというイメージがあると思いますが、セキュリティで一番弱い脆弱ポイントは人間です。

この本を読むと、人間ってこんなに簡単にだまされるんだというのを教えてくれます。

これを読んだ当時、私はセキュリティ関連の会社に転職しようかと考えていましたが、この本を読んでこれって警察の仕事だよねーと思ってやめました。(笑)

 

  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか

GeekはSF大好きです。

技術オタクなので技術でいろんな空想を広げてくれるSFに惹かれるんでしょうね。

この本はSFの中でも結構定番で、アンドロイドと主人公との戦いを中心にいろんな人間模様もあって哲学的にも色々考えさせられます。

映画「ブレードランナー」の内容とはちょっと違うところも楽しめるところだと思います。

 

  • ニューロマンサー

コンピューターをやっていると、やはりこのSFが出てくると思います。

私は正直あまり理解できなかったのですが、電脳空間とかジャックインなどマトリックスや攻殻機動隊の世界を先取りしていました。

将来は脳に直結してネットアクセスできる時代になるかもしれませんね。

 

  • マイクロコンピューターの誕生 わが青春の4004


かなり前の本ですが、技術的な内容もすばらしく開発現場の緊迫さがドラマみたいでとてもおもしろい本です。(図書館で探せば見つかるかもしれません。)

後、似たような内容がウェブでも出ています。
世界初のCPU「4004」開発回顧録

4004というのはIntelが出した世界初のマイクロプロセッサで著者を含めた数人で開発されました。日本人は独創性がないとよく言われますが、4004の事例は日本人も創造性があってイノベーティブな仕事ができる証拠だと思います。

アメリカの会社での働き方が日本とは大きく違っている話も結構あって、著者の嶋さんのインテルでの給料は3ヶ月ごとにあがっていったそうです。

日本の企業がだめなのは、悪平等で能力があって努力している人にちゃんと報酬を払わないからでしょうね。

そういう社会主義的なことをやってると最後はソ連みたいに崩壊しちゃうと思うんですけどね。

  • 暗号化


いまやネットで暗号化は当たり前ですが、ちょっと前までは軍事機密で一般の人が使える技術ではありませんでした。

特に公開鍵暗号方式というのが開発されて、ネットでも安心して決済できるようになりました。

暗号技術に関わった科学者やエンジニアの人間ドラマもありでとても面白い本です。

  • Appleを作った怪物(iWoz)


私が最初に買ったPCはApple II J-Plusでした。中古で買ったんですが、シンプルな構造なのに結構いろんなことができて、とてもおもしろい機械でした。

そのApple IIを一人で開発したのがスティーブウォズニァックでした。

彼は典型的な技術オタクで、お金には全く興味がありませんでした。

そして、彼はApple IIを開発したあと、Basicやディスクドライブまで開発してしまいます。

彼のような人を天才というのでしょうね。ジョブズもウォズニァックがいなければAppleをはじめることはできなかったでしょう。

エンジニアとしては最も尊敬されるべき人でしょうね。

  • 未来を作った人々 – ゼロックス・パロアルト研究所とコンピュータエイジの黎明


グラフィックユーザーインターフェース、イーサネット、デスクトップパブリッシングなどいまでは当たり前のIT技術の多くは1970年代にゼロックスパロアルト研究所で開発されました。

こんな素晴らしい技術がたくさん出てきたのに、親会社のゼロックスはその価値をぜんぜん理解できませんでした。

その後、その成果はAppleやMicrosoftなどの新興企業に持っていかれてしまいます。新しいことを理解するというのは、理屈よりも芸術的な感性が必要なんでしょうね。

  • 伽藍とバザール


オープンソースというものが一般に知られる以前は、ソフトウェアといえば企業が作るものだと思われていました。

特にOSやデータベースなど規模の大きいソフトウェアは大企業でしか作ることができないと誰もが信じていました。

しかし、Linuxが登場してその思い込みが間違いだということに気づくことになります。

この本ではオープンソースの開発形態がなぜ機能するのかが論理的に分析されています。

そして、結論としてバザールのように無秩序でも多くの人々にチェックされることによってちゃんと動くものができるということでした。

そういうことが可能になったのもインターネットの普及のおかげだったんでしょうね。

そんな感じでソフトウェアを開発するとはどういうことかを考える上でとても参考になる本だと思います。
 Geekな人って体制に迎合しないヒッピー的なスピリッツを持っている人が多いように感じます。

なので、これらの本でもそういう一匹狼的な人たちが多く登場します。

そういうスピリッツがあるからこそ新しいことにチャレンジする人が多いんでしょうね。このあたりの本を読んでおけば、Geek同士での話のネタになるんじゃないでしょうか。

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