Guide to start up

学生のためのベンチャー指南というコラムがとてもおもしろいのでメモ。

これはハッカーと画家の著者として有名なポールグレアムが大学生向けにITビジネスで起業するための方法を解説したものです。

この中で印象に残ったフレーズをいくつかピックアップしてみました。

1 大学生はベンチャーを起こすのに有利

 その理由1 大学で一緒に起業する仲間を見つけることができる

 その理由2 大学生の生活費は安い(養う家族や住宅ローンがない)

 その理由3 簡単に活動拠点をかえるために引っ越しすることができる

2 技術よりもユーザーのニーズに基づいたビジネスを行う

3 仕事は途中で放り出すことができないと自覚すべき

1は確かに学生に有利な点ですね。

日本でもSonyやホンダなど優秀な共同経営者がいたから成功した例は多いですからね。

社会に出るとやはり出会いという点では少なくなるかもしれません。

アメリカの大学は起業家精神にあふれた人が多いから多くのベンチャーが誕生するのもわかりますね。

また大学生は大体独身でしょうからリスクを取りやすい立場でもあります。

家族がいるとやはり軽々には動けないでしょう。

ただリスクヘッジする方法はいくらでもあるので家族がいてもやり方次第ではないでしょうか。

2は学生で認識できるかですね。

私も社会人として働きだした頃はこのことを理解していなくて、最新の技術を駆使すること自体がビジネスになると勘違いしていました。

普通の人は仕事での体験でこのことを本当に理解するのではないでしょうか。

3は仕事の厳しさに対する自覚ですね。

お金をもらうということは責任が発生します。

そのことを実感として理解するのも学生ではなかなか難しいような気がします。

これも社会での体験がないと頭では理解できないことなので学生が不利な部分でしょうね。

この文章は学生に起業を奨励するものなので、学生でも起業できるということを強調しています。

確かにアイデアや技術という点では学生のほうが有利だと思いますが、ビジネスはそれだけでは回りません。

資金調達もしなければいけないし、営業も必要です。

人を雇ったらその管理もあるだろうし、顧客からのクレームにも対応しなければいけません。

そういったことはビジネスをやっていく過程で学んでいくものですが、これらを全てこなすことができるということは元々優秀だということなんだと思います。

著者も言っていますが、起業は誰しもできることではないと思います。

いろんな能力が求められるし、起業に対する熱意がないと続けることは難しいでしょう。

私の好きな本ビジョナリーカンパニーでも書いていましたが、企業は何をやるかではなく誰を入れるかが重要だということです。

そのことを「適切な人をバスに乗せる」と呼んでいましたが、起業するために準備ができる人が適切な人なんだと思います。

それは学生でもいいし経験豊かなベテランでもいいんだと思います。

私の感じではそう言う人はどの年代でも同じくらいいるような気がします。

しかしそれぞれの年代でやり方は変わってくるんだと思います。

このコラムに書かれている能力を持つ学生は就職なんかするより起業したほうがいいでしょうね。

しかし、なかなかいないと思いますが。

それだけ起業は甘くないってことですね。

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