ITビジネスの未来

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 IT業界を見ると今まで知識格差で金儲けしていたのができなくなってきています。私がSEになったころはUnixの情報はほとんどなくてマシンもめちゃめちゃ高価でした。しかしいまやオープン系システムの情報は簡単に手に入るようになりました。その結果SE単価も下がり機器やソフトウェアの値段も下がっています。このような状況が続くといずれ日本人の人件費ではできないビジネスになってしまうのではないでしょうか。

 

 ITビジネスを考えた場合、高い単価が取れる仕事と安い単価の仕事に分けることができます。

・安い単価の仕事

 プログラミング、ネットワーク機器設定、サーバー構築

・高い単価の仕事

 プロジェクトマネージメント、業務システム設計

 プログラミングなどは中国などの海外企業も参入してきていることからこれからもっと単価が下がる仕事でしょう。また箱売り中心のSIビジネスもITシステムのコモディティ化によって高い利益率を上げるのが難しくなってきています。こう見ていくと単価の高い仕事は経験がものをいう仕事であることがわかります。プログラミングやサーバー構築なども経験が必要ですが、単価の高い仕事ほどではないのかなと思います。

 しかし高い単価を得るためには職種ではなくどういうビジネスを行っているかのほうが重要だと思います。それは企業として利益率の高い会社で働くということです。(労働者に還元しない会社もあるとは思いますが。)

 利益率が高いということは顧客が欲するものを提供していて他者と差別化できている会社ということになると思います。これだけモノであふれている日本で売るのはとても難しいですが、今IT関連でニーズのあるものとしてこんなものが考えられます。

・セキュリティ

 あらゆるものがネットワークで利用できるようになってくるとセキュリティはITシステムを信頼に足るべきものにするものとして必須の技術になってきています。しかしセキュリティは売るのが難しい商材でどうしても脅しのようなセールスになってしまうのが難点です。顧客の認識しだいといったところでしょうか。

・システム整理、集約

 多くの企業では無計画に入れたシステムが相互接続できない状況になっていてつぎはぎだらけの状況になっています。それを整理し統合するという仕事が結構出てきました。しかし様々なプラットフォームやアプリケーションが混在していてもつれた紐のような状況になっています。それを解きほぐし新しく構築しなおすにはかなりのパワーが必要になると思います。大きい会社がやる仕事でしょうね。

・アウトソース

 情報システム部門や経理部門など間接部門のアウトソースが各企業で進んでいます。社内ウェブやメールシステムなどは多くの企業では自社で持つ必要のないものです。これから企業は余計なものをそぎ落として筋肉体質の企業にしていかないと生き残れない時代になりつつあります。

 このほかにもユビキタス社会への対応や公的サービス・医療サービスのIT化などニーズは色々あると思います。時代のニーズをつかんで新しい提案をしていけば高い利益率をあげる企業になっていくのではないでしょうか。

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