Next turn

 長年いた職場を今月末に去ることになり、今は引き継ぎと次の職場へ行くための準備をしています。

この時期はそういう時期なのかやめる人が多く送別会は合同で行う事になりました。

この職場にも色々不満はありましたが、今考えてみるとお世話になったことも多かったなと思います。

与えられた環境でベストをつくすことが重要だと改めて思いました。

 話変わって最近だめだと思う人が多いと言いましたが、この前だめだと思ったのは楽してお金を得ようとする人です。

私の知っている人で資産家がいるのですが、その財産を狙って近づいてくる人が多いとのことです。

それは身内が多いらしいのですが、なんとか気に入られておこぼれに預かろうとする人が多いとのことです。

でもそれは強欲な人だけではなく普通の人も大金を目の前にするとそうなってしまうそうです。

もちろんもらえるものだったら欲しいと思うのが人間でしょうが、それに費やす労力は見ていると働いた方がいいのではないかと思いました。

 この状況を見ていてこれは資産を狙っている人だけの話ではなく世界全体がこれと同じではないかと気づきました。

最近は株式投資や不動産投資などの運用をやっている人が多くなりました。

これは楽してお金儲けしたいという人が増えてしまったという状況だと思います。

もちろん経済全体としては投資は必要だと思います。

しかし、投資したお金を増やすのは投資先会社の一生懸命働いている人たちです。

そしてその働いている人たちは人の役に立つビジネスを行って初めて顧客からお金をもらう事ができます。

しかし、このようなお金の流れをちゃんと把握して投資している人はどれくらいいるのでしょうか?

日々の株価や配当のみにしか興味がなく投資先の会社がどういうビジネスをやっているかわかっていないで株を買っている人が多いのではないでしょうか。

 最近私の業界でエンジニア不足が深刻になっているという話を聞きました。

いまやエンジニアさえ抱えていれば仕事はいくらでもとれるようです。

大企業もエンジニアの囲い込みに必死で中小企業はエンジニアを獲得できない状況にあるとのことです。

これも楽してお金を得ようとしてきたつけなのではないかと思います。

私がプログラマーになったころはプログラマーの待遇は悪くて理系の人はメーカーか金融機関に行く人が大半でした。

 しかし、いまや時代はかわりメーカーは中国企業などコストの安い会社の攻勢で苦戦し、銀行などの金融機関は合併、整理などでかなり弱体化してしまいました。

企業が目先の利益ばかり追いかけていたツケがエンジニア不足という状況を生み出しているのだと思います。

しかし、所詮企業なんてご都合主義なのかなと思います。

私がプログラマーをやっていたころもう少しエンジニアを大事にする企業がたくさんあれば日本は大きく発展していたのかもしれません。

 学生の人気企業ランキング IT部門で日本IBMが1位になっていました。

確かに優秀な人と一緒に働けて給料もよくて今後のコネクション作りにもいいのでしょう。

しかし、私は少し違和感を感じました。

この学生たちもビジネスというものがわかっていないのかなと思ったからです。

高い給料を払うためには会社はお金を稼がなければいけません。

つまり、自分が高い価値を提供しないと企業はやっていけません。

IBMというブランドで単価を高く取る事は可能でしょうが、私が関係しているプロジェクトではIBMは単価が高すぎて使えないという話をよく聞きました。

 またIBMはPC部門をLenovoに売却し、ネットワーク部門をAGNSに売却するなど採算性の悪い部門の整理をして今はコンサルティングという単価が高く取れるビジネスにフォーカスしています。

経営者もなんとか会社の利益をあげるように努力しているのでしょうね。

一方、アメリカでは一番優秀な学生はベンチャー企業に行くか起業します。

それは彼らがお金を稼ぐのは企業ではなく自分自身だとわかっているからだと思います。

そういう点でも日本はまだ遅れているなと思います。

 お金儲けって基本は自分が提供する価値の対価をもらうということだと思います。

一時期たなぼたでお金が手に入っても長期的に見ると自分の提供した価値くらいしか稼げないと思います。

その事を理解している人があまりにも少ないと思います。

日本の場合、宗教もなく戦後よって立つべきものがなかったのでお金というものが絶対神のような存在になったのかもしれません。

しかし、アメリカでも同じ状況なのであまり宗教は関係ないかもしれません。

 私は何人か自分でビジネスを起こした人を知っていますが、彼女たち彼たちを見ていて成功のする人の最低限の条件というのがわかるようになりました。

それは心から人のために何かしたいと思う人かということです。

いくら優秀で技術やマネージメントが優れていても、自分本位の考え方では独りよがりで自己満足的なものになってしまいます。

ビジネスとは相手に価値を提供する営みです。

相手が価値あるものは何かを理解しないでビジネスは成り立ちません。

そのことを忘れないで日々働きたいですね。

 

1件のコメント

  1. 次へ行かれるんですね。もし宜しかったら何所かメールでも教えて頂けると幸いです。本当は近くなので飲みながらでもお話出来ればいいんですが、水戸行きが決まってバタバタしてます。

    今私がいる所も、そして私が行く目的も人さえ当てとけば利益が上がる(10人月の仕事をとってきて2人しかアサイン出来なくて、でもうん億の仕事なので9月中に売上たくて、ってのがキッカケですから)っていうしょうもない理由だったりします。ただ、その中で得られる経験もそうですし、フルに稼働=売上高(not粗利)になるので悪くないかな、と思ってます。

    とはいえ、私は外部の人間で、社内で育てなくていいのかなと。上は私が今空いてるから、という理由でアサインしたようですが、現場はWindowsが解る人間をアサインして欲しかったみたいで、結局アサイン可能な人間が同じ課に2名しかいない(もう1名も外注)というのもどうなのかなと。

    額に汗流して(私だとサーバールームであちこち擦り傷を負って(笑))働いても会社が潰れたり、買収されたり。そんな中で学生達の目が大手やらブランドに向くのは致し方ないかもしれません。それでいいというつもりはないですが・・・。
    ただ、エンジニアがエンジニアで居られる場所は減ってきてると思います。私も技術論の話をしたり、実際に分解やらこういう技術って楽しくないですか?って話をすると、なんでうちきたの?っていぶかしそうな眼で見られますからね。メーカー行きゃいいじゃんメーカーって。自分の言ってる事がずれてるんですかねぇ、エンジニアが技術を知らずに・・・何をするんでしょうか・・・

コメントを残す